自分はProton Mailの課金ユーザーなので、今回セールが来ていたので契約してみました。価格はおよそ9,700円でした。しかし、自分の場合は既にProton Mailのほうの課金ユーザーだったので、それの日割り計算も入ってだいたい7,100円の支払いで向こう一年Protonの有料サービスを利用できます。
エンドツーエンドというProtonの魅力
では、なぜProtonの課金ユーザーになったのかというと、それはProtonの持つエンドツーエンド暗号化に惹かれてしまったからです。自分は技術的なことには詳しくありませんが、要は運営会社ですらユーザーのデータの中身は見れませんよということらしいです。
特に昨今だと、たまにニュースでクラウドストレージの中身をAIによる監視で中身を覗かれ、それによってアカウントがBANされてしまったり、捜査機関のその情報が提供されて利用者が逮捕されてしまうといった事例を耳にするようになってきました。
無論、不適切なコンテンツの利用や、それをましてやクラウドストレージにアップロードするというのは犯罪として逮捕されてしまっても仕方のないことでしょう。しかし、問題はクラウドストレージのAI監視がたまに肌色成分が多いからアカウントがBANされてしまうみたいな洒落にならないようなことが発生してしまっていること。実際にその事例が事実かはわかりませんが、そういったリスクがあること自体は事実だと思います。そういった、理由もあり自分は今ではすっかりProtonの愛用者になっています。
全領域エンドツーエンドのProton Drive
特にProton Driveの全領域エンドツーエンドは非常に魅力的です。他にも、エンドツーエンド対応を謳うクラウドストレージサービスはありますが、それをどこまで信用していいのか問題もあります。
しかし、個人的にそれ以上に問題なのが、意外と「全領域」エンドツーエンドはあまりないということ。国内でエンドツーエンドに対応しているクラウドストレージとして他に有名なのは、PCloudがあります。こちらは基本的には買い切り型のクラウドストレージという位置づけで、キャンペーン中を除いて買い切り料金とは別に、暗号化オプションを追加することでエンドツーエンドのクラウドストレージを使えるという形です。
PCloudの暗号化がProtonDriveと違うのは、全領域暗号化ではなく一部領域暗号化なこと。使い勝手という面で、暗号化を利用したい場合には特定のフォルダで管理しないといけないというのはズボラな自分には多少マイナス評価です。
その点、ProtonDriveは全領域エンドツーエンドを明言しているので、その点安心できるサービスです。もちろん、だからといって不適切なコンテンツをアップロードしていいわけではありませんが、少なくとも誤BANみたいな心配は、某米系サービスよりは低いのではないかと期待できます。
日本円で決済させてくれる優しさと、それによる相対的なコスパの良さ
さらに個人的に、現在のクラウドストレージやVPNサービス事業者としてProtonの魅力だと思っているのが、日本円で決済させてくれることです。
こういったサービスは意外とドル決済やユーロ決済しか受け付けていないことが少なくなく、2026年9月現在のような為替レートだと、外貨決済のサービスは相対的にすごくコスパが悪くなっています。しかし、少なくとも現時点ではProtonは日本円で決済させてくれるので相対的にProtonのコスパが光っています。
特にセール時の価格は1年プランが10,000円を割り込むので、かなりコスパがいいサービスになっています。AI利用など単純比較はできませんが、Googleの400GBプランは、自分の場合プロモ価格ということで年間5,400円です。iCloud+は200GBで年間6,480円。意外と年間価格にするとProtonのコスパの良さが目立ってきます。
特にProtonの場合は、GoogleやAppleとはそもそもユーザー層が違いますが、トップクラスのクオリティのノーログVPNサービスやパスワード管理ソフト等も付属してこの料金なので、VPNユーザーからしてもコスパが光ります。
有名なNordVPNとか、明らかに為替レートの影響でかなり価格高騰しているからね…。個人的には、日本円決済をさせてくれるProtonの強さが際立ちます。試しに2026年9月6日のドル円相場、1ドル156円で計算すると、だいたいProtonの年間プランは64ドルです。ドル換算すると、コスパがかなりよく感じます。もちろん消費税等が入るので、実際にはもう少し複雑な計算になりますが。
ProtonPassの内蔵二段階認証はかなり便利
自分はもともとBitWardenのユーザーだったので、今回ProtonUnlimitedと契約するにあたって、BitWardenからProtonPassのほうにパスワード管理ソフトのほうも移行しました。
その際に、前々から気になっていた内蔵型二段階認証も試してみたところ、これが結構使い勝手がいいです。おそらく、ほとんどの人は二段階認証をGoogle Authenticatorで管理していると思います。あれもシンプルなUIで、自動で同期してくれるため利便性が高いんですが、いかんせん二段階認証するたびにスマホアプリを開いて、スクロールして該当のサービスの二段階認証をパソコンの画面に入力して…というのは、かなり手間に感じていました。
それがProtonPassの内蔵型に移行したところ、パソコンでも簡単にコピペで認証できるようになったので、かなり楽になりました。もちろん、BitWardenでも同じサービスは提供しています。しかし、BitWardenの場合、前述のドル決済が相対的にコスパの悪さに見えてしまって、個人的には契約を見送っていました。だから、今回個人的にはおまけの位置づけでしたが、想像以上の利便性の高さに驚きました。
まあ、すべてを有料のサービスに依存してしまうと今後、主に財布的な意味合いで怖くなってきますが、その時はその時で考えましょう。
まとめ:全部入りのサービスが9,700円は安い
既にいろいろ書いてきましたが、ProtonUnlimitedはセキュリティを重視するユーザーにとってはかなりコスパのいいサービスです。
特に大きいのがノーログVPN、全領域エンドツーエンドクラウドストレージ500GB。あとは個人的にメールエイリアスを使えるのでそれもですね。あとは人によっては、パスワード管理ソフト。
これらのサービスが全部入っていて、セール時価格9,700円はかなり良心的な価格だと思います。もちろん、今後Protonの方針変更で、個人的に強いと思っている日本円決済がドル決済やユーロ決済、スイスフラン決済等に一本化される可能性は普通にあると思います。しかし、現時点ではかなりコスパがいいサービスです。
特にデータをとったわけではありませんが、年に数回は定価からの大幅値引きキャンペーンを行っている印象なので、その際にでもProtonのサービスを魅力に感じる人は、契約してもいいのではないかと思います。繰り返しますが、この手のサービスで未だに日本円の相場で決済させてくれるのは、マジで優しいと思います。


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